コラム
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2010.07.21
精(せい)
中医学では生命を維持し、人体を構成する一番基本的な物質を精(あるいは精気)といいます。精には「広義の精」と「狭義の精」があります。「広義の精」とは、人体に必要な小さな物質でそれによって生命活動…
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2010.07.19
五臓六腑
このコラムで、中医学のカテゴリで書いているものに五臓六腑の名前が出て来ますがわたし達が普段使っている、西洋医学的な臓器の概念ととは異なっています。五臓・・・肝・心・脾・肺・腎六腑・・・胆・小腸…
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2010.07.18
梅雨明け ~夏・長夏の過ごし方 2~
昨日17日、近畿地方も梅雨明けしました。わたしは昨日初めて蝉の鳴き声を聞きました。いよいよ夏本番!と言いたいところですが暦の上ではもう晩夏になります。中医学では立秋(今年は8月7日)の前の1…
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2010.07.16
伝えること(記録して残すこと)
自分が感じたり身に付けたことを、誰かに伝えたり、記録して残しておくことは必要です。伝えるために、自分の中で整理され、より深く自分の中に入っていきます。伝える過程の、やり取りの中で磨きがかっていき…
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2010.07.15
茶文化センター
大阪にある、茶文化センターに行ってきました。こちらは、中国雲南省普洱市原産のプアール茶の魅力を伝えようと作られたところです。プアール茶は、緑茶を麹菌と乳酸菌で半年から1年かけて発酵させて作る黒茶…
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2010.07.12
朔(さく)
中医学を学ぶようになってから月の満ち欠けや、季節をあらわす事柄に今まで以上に気持が向くようになりました。そして解れば解るほど、自然の中で営む私たちの生活がいとおしくなっていきます。今日は「新…
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2010.07.11
天癸 (てんき)
エリクソンの発達理論を書く前に中医学においては人体の生長発育はどのように考えられているかについて書いておきたいと思います。人体の構成と、生長発育および各種機能を支える基本のものを精(あるいは…
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2010.07.08
発達理論(フロイトとエリクソンの視点)
心理学においてはエリクソン.E.H(1902~1994)の『生涯発達論』がよく取り扱われます。エリクソンはフロイトの発達論から、独自の精神分析的な発達論を展開しました。フロイトは人の発達を性…