コラム
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2011.03.20
喪失と悲しみの心理 3
悲しみの心理については、アルフォンス・デーケン神父(上智大学名誉教授)がカウンセリングに携わった体験から『悲嘆のプロセス』と呼ばれる一連の情緒的反応を以下のように12段階に分析されてます。この…
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2011.03.19
喪失と悲しみの心理 2
喪失感との和解の作業をするとはフロイトが自分自身の体験に基づく無意識の自己分析を通して『喪の仕事』と表現し、その目的は次のように定義されました。「愛する対象の死に出会った場合に必要なのは、こ…
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2011.03.18
ニュース映像が頭から離れない方へ。
報道の内容の中心が、原発の問題や物不足など生活の事に変わってきました。けれども、震災直後に流れつづけた衝撃的な映像が記憶の中にこびりついたように離れず繰り返し思い出され吐き気・めまいなどがす…
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2011.03.17
喪失と悲しみの心理 1
東日本大震災の報道に接しながら日本全体が喪失感と悲しみに包まれているように感じます。けれども、その中から希望の灯があちこちで、ポツリポツリと点灯されその火がどんどん広がっていく温かさも感じま…
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2011.03.17
ちゃんと呼吸していますか?
大震災発生以来、テレビで流される映像に釘づけになっておられる方もい多いでしょう。地震、津波、原発・・・あまりに大きな問題が次々に発生しまさに息つく暇のない状態が続いています。無意識のうちに…
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2011.03.16
水上 勉氏。原発事故から思い出すこと。。。
20代の頃、水上 勉氏の講演を聞いたことがあります。その会には松下幸之助氏や宮城まり子さんも参加されていました。水上氏は、壇上から会場を見渡して「黒板に向かって話しているようだ・・・」とおっ…
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2011.03.15
レジリアンス
電車の車窓から穏やかに流れる日常の生活を眺めていました。このような普通の生活が一変したのだと改めて我が身に引き寄せて感じていました。【レジリアンス(Resilience)】元は材料物理学…
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2011.03.14
PTSD(心的外傷後ストレス障害)
ストレスとなる外的な刺激を受けトラウマ(心的外傷)となるような体験のうち自然に回復していくものもあればトラウマ関連疾患となって回復に時間のかかる場合もあります。そのひとつの疾患として【PTS…