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新型インフルエンザ その後

新型インフルエンザ その後

神戸で新型インフルエンザ(*)が確認された5月16日から、二十日がたちました。
 (*) A(H1N1)pdm09型インフルエンザウイルス

最初の一週間は、
休校やら休講やら、マスクは、消毒液はどこだの物々しい雰囲気でした。
飛沫感染と言われながら、空気感染するような恐れ方だったと思います。
外で口をあけて何か食べるなんて、そんな危険な!という感じです。
マスクせずに電車乗ると、犯罪者みたいでした。

昼間の新快速なども余裕で座れる。
三宮・元町もガラガラ!!
スーパーの入り口にも、消毒スプレー。

普段では絶対買わない、高価なマスクも買いました!!
(これは、サーズ並みのものが発生したときに使います)

休校が明けた25日はまだ、
なんとなく恐る恐るでマスクをしている人も多かったと思います。

日に日にマスクをしている人が減り、
神戸市が28日?に『ひとまず安心宣言』をし、

29日にJR・私鉄の乗務員のマスク使用がなくなると
アッという間に安心感が広がりました。

そして今日、兵庫県が安心宣言を出しました。
「安心して生活し、通常に活動できる状況にある」と判断されたのです。

併せて、秋以降に予想される感染の第二波に備えて
『学校サーベイランス(調査監視)システム』
を設け、近々運用を開始するそうです。

これは、県内の小~高校がインターネットを使って毎日、
学年別の欠席者数を報告して状況により対応していくシステムのようです。

この期間、嬉しかったのは次のものでした。

触れずに開く自動ドア
公共トイレでは
 手をかざすと流れる、あるいは自動に流れるトイレ
 手をかざすだけで出てくるセッケンと水・エアータオル

とにかく触れずに済むことに、こんなに安心感があったのは初めてでした。

騒動が終息しつつあり、少し広域の方と話す機会があると
神戸と大阪では、意識がずいぶん違うことがわかりました。

やはり、神戸に関連のある人が危機感が大きかったです。
また、感染者の多く出た学生や、児童・幼児のいる家が大変だったようです。

今回は、感染力はそこそこ強かったですが
症状が軽かったことが幸いでした。

ひとつ。
昨日、大阪の病院で開かれている講座に参加したのですが
「きのうまで、ここは発熱外来に使っていたので・・・」
ということが講座後半に知らされると

「え~!もっと早く言って」とか
「マスクしてくれば良かった!」とか、
さまざまに大きな反響が・・・

先生がにっこりおっしゃいました。
「大丈夫。消毒してあるからね」

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