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天癸 (てんき)

天癸 (てんき)

エリクソンの発達理論を書く前に

中医学においては
人体の生長発育はどのように考えられているかについて書いておきたいと思います。

人体の構成と、生長発育および各種機能を支える基本のものを

精(あるいは精気)といいます。

人体の
 生(生まれる)、
 長(成長する)、
 壮(盛りを迎える)、
 老(老いる)、
 已(死ぬ)は

腎中の精気の衰勢と密接に関係しており

生長壮老已の命のプロセスは 女性では7年周期、男性は8年周期で変化します。

腎中の精気がみなぎり始め、
歯が生え変わったり、髪の毛がのび始めるのが

女性では7歳、男性は8年歳といわれます。

そこからそれぞれの以下の周期ごとに体の変化が見られます。

女性は、7、14、21、28、35、42、49歳

男性は、8、16、24、32、40、48、56、64歳

そのプロセスの中で一定の期間「生殖能力」を持ちます。

そのことを「天癸 (てんき)が生まれる」と言います。

そして女性は49歳で、男性は64歳で「天癸が尽きる」とされます。
(『黄帝内経・素問』上古天真論篇)

もちろん、腎中の精気は個人差があり強かったり、人により差があります。

(参考:『中医学基礎(一)』神戸中医美容整体学院

     『中医学ってなんだろう』東洋学術出版社)



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