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自主性 VS 罪悪感 〈 エリクソン発達理論・幼児期後期 〉

自主性 VS 罪悪感 〈 エリクソン発達理論・幼児期後期 〉

発達段階の第三期は、幼児期後期(遊戯期) だいたい3~5・6歳ころです。

この時の重要な他者は、家族です。

この頃になると、体力や筋力がついてきてきます。

言語能力も上がり、様々な疑問が生じる頃でもあり

好奇心と、道徳的なこだわりから「なぜ?なに?」と繰り返し聞きます。


出来るだけ話を真剣に聞いて、丁寧に答えてあげられると良いでしょう。
(いつも出来なくても、良いのです。今は出来ないことを伝えることは大切です。)

一番になりたい欲求も生じ、そのことは集団の中でのごっこ遊びを通じて、

人をコントロールしたり、されたりすることにつながります。

その中から我慢を覚え、他人と自分との距離を持てるようになります。


この時に、調子に乗ってルール違反や、人をコントロールしすぎるなどの失敗もして

人に迷惑をかけることは『ダメなものは、ダメ』と言われることが大切です。


逆に『良いことは、良い』とも言ってあげることも必要です。

そのなかから、自主性(主導性)も罪悪感も生まれます。

この『自主性』を獲得することで、得られるGiftは『目的(purpose)』です。

『目的』とは、正しいこと、間違ったことを理解し、
一つの目的のために積極的・主導的に行動する力をえることです。

自主性(主導性)が強すぎると、歯止めが利かなくなり
人を傷つけたり、相手をコントロールしすぎることになります。


このことが孤立を生むことになることもあるので、注意が必要です。


『発達理論 (フロイトとエリクソンの視点)(2010-07-08)』

『基本的信頼VS不信〈エリクソン発達理論・乳児期〉(2010-08-06)』

『自律性VS恥・疑惑1〈エリクソン発達理論・幼児期前期〉(2011-05-23)』

『自律性VS恥・疑惑2〈エリクソン発達理論・幼児期前期〉(2011-05-24)』

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