触覚 - コラム - Yu-cocoro office

触覚

あれもこれも書きたいと思いながら、文章に昇華できずにいるうちに

瞬く間にひと月が過ぎ

その間に、台風による大きな災害もおこりました。

3月に津波によってさらわれたたくさんの

過去や未来の人生の喪失感を思いつつ居ましたが

今度は、山津波という言葉を報道で知りました。

台風15号は、無情にも東北の被災地にも大雨をもたらし

やっとのことで移り住んだ仮設住宅に流れ込みました。

「また、水か・・・」とおっしゃった言葉が耳に残ります。

『暑さ寒さも彼岸まで』によるものか

あるいは台風が空気を入れ替えていったのか

急速に、そして一歩ずつ秋が進んでいきます。

今年最初にその訪れを実感したのは

夜の台所の水の冷たさでした。

数日後には、お湯の暖かさを幸せに感じました。

触覚は、最初に手に入れる感覚だといわれていますが

案外おざなりにされている感覚かもしれません。

頭で考えることが増え、明確さが求められるにつれ

感覚は精度が低下していくのでしょうか？

今、2月に出会ったタッピングタッチの

インストラクター養成講座を受講中です。

触れることは、素晴らしいコミュニケーションですが

日常の中ではその機会は減っています。

触れることの安心感を生活の中に取り入れたいですね。