「~れない」と「~らない」
「~れない」と「~らない」
先日、使いすてタイプのカイロを見ていて
表記にいろいろあるのに気づきました。
「貼れないカイロ」
「貼らないカイロ」
どちらも、仕様は同じものです。
しかし、受ける印象は違います。
商品として、消費者に対する注意喚起
という意味合いがあると思いますので
良い悪いではなく、
言葉としてどんな違いを感じますか?
「~れない」は、「~できない」と同じ否定形ですね。
一方「~らない」は、自分の意思を感じます。
これは、日常で使う言葉に当てはめて考えることができます。
自分に対して、どちらの言葉を使うことが多いでしょうか?
同じ事柄に対して「~れない(~できない)」と思って生活するのか
「~らない」と決定権を自分で持って生活するかで、
日々のあり方は変わってきます。
どのような自分になりたいのか?
すぐにすべてのことが変わらなくても、言葉の表現の仕方は
変えていくことができます。
そして、同じ事に対してとらえ方を変えることもできます。
『捉え方を変えてみる(2010-06-20)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/10574/
『欠点を長所に。(2010-06-21)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/10596/
『「~のおかげで」と「~のせいで」(2010-07-03) 』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/10927/
今日は小正月。いよいよ新しい年も本格始動です。
それぞれに思い描いた年になりますように。