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乳児と受講

乳児と受講

数年通っている今年度の講座が、昨日終わりました。

修了証書を受け取る仲間たちの中に
ベビースリングで生後3ヶ月の乳児を抱っこして受け取る仲間が居ました。


長丁場の講座なので、このように
途中で、結婚 → 妊娠 → 出産
という事も 有るわけです。

いつもお会いしているので、何の違和感も持っていなかったのですが
昨日、修了証書を受け取られているのを見て
これは、すごいことなのだと後から気づきました。

というのも、この講座の修了条件は厳しく
30分以降の遅刻・早退は、出席とは認められず
宿泊研修も含め、13回のうち10回以上の出席が求められます。

かの新型インフルエンザの時も、その欠席の場合も
しっかりカウントされ、(テープ受講の特例はありましたが・・)
開催地域に、台風直撃コースで警報が出ていても中止にならず
交通機関が遅れても免除されません。


彼女は出産直前だったため、宿泊研修の参加を見合わせていたので
出産後のすべての講座を参加したことになります。

誰かに預かってもらっていたこともあったようですが
連れてきて、一緒に受講されていました。

あまり泣かない赤ちゃんでしたが、ぐずると
途中であやしに出てたりされていたようでした。
みんな仲間なので、休憩時間には
話かけたり、抱っこさせてもらったりしていましたね。

そして昨日は、講座自体が幕を下ろす日だったため
講座後に、最後の打ち上げ会が ~20時頃までありましたが
一緒に参加されていました。
預かってくださる方が、長時間になるので・・と預けられなかったようです。


自分が子育てしていた時のことを思い出してみると
乳児を連れて、長く外出することは 
初めから無理!と思いこんでいました。

最近は託児付の講座もありますが
年齢制限があり、このような乳児を預かってくれるところは無いのではと思います。

最初から無理・駄目と思うことなく柔軟にチャレンジすることが出来るのだと
彼女を見ていて、改めて教えてもらいました。

もちろん、条件の整った方ばかりではないので
無謀に何でもかんでもチャレンジせよというのではありません。

出来ないと思っていることも
柔軟に選択肢を広げることで、不可能が可能になることもあります。


以前、福岡で子育て支援の活動を一緒にと声をかけてくださった方が
まだ託児のなかった時代に、子どもを連れて受講していた時のことを話してくれました。
(いま彼女は大学の准教授になられ、保育や保育教育学を教えられているようです。
 また各地で講演をされています)

いつでも出れる後ろの方の席をとり、折り紙や塗り絵を持参して隣に座らせ
いよいよもたないな・・と思ったら、退出していたと言っていました。

今は子ども連れは、最初から不可の時もありますし
託児が付いていると、かえって対象年齢外の子どもは連れていけないのかもしれません。
対象年齢の子どもだけ託児で、小学生のきょうだいは一人で家でお留守番・・・
という事もあります。

預けることの是非をおっしゃる方もあるかもしれませんが

女性が、女性ゆえのライフステージに柔軟に対応して
やりたい、できる・・と進んで行けているのは素敵だなと思ったのです。

『女性のライフステージ~出産・育児~(2012-10-22)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/31589/

『柔軟に、しなやかに・・・(2011-02-01)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/16766/

『子育て支援との出会い。(2010-08-10)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/12116/

『児童文学との出会い(2011-05-06)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/19461/


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