兵庫県明石市・神戸市を拠点に【未病を予防】し【人生を目覚めさせる】サポートをしています。

わが子がかわいく思えないとき。。。

わが子がかわいく思えないとき。。。

11月28日のコラムで『子どもシェルター』の事を書かせて頂きましたが
その紹介のあった26日のNHKあさイチのテーマは
「わが子をかわいいと思いえない!?」でした。

核家族の中で育ち、赤ちゃんに触れるのは
我が子の誕生で初めて・・・という方も多いのではないでしょうか。

テレビで動物たちの番組を見ていると
人間以外の動物たちは本能で?次の世代を独り立ちできるまで育てているように見えます。
生理的早産の人間の赤ちゃんは、立つまでにおおよそ1年を要し
独り立ちが出来るようになるには、もっと長い年月が必要です。

触れるのも初めての新しい命は、泣くことで意思を伝えようとします。
経験も体験もない中で、親として育つ日々の始まりです。
それまでの人生で頑張れば報われると思っていた人にとっては、
言語獲得前の者との、未知なる領域への突入です。

例えば昼夜一人で、他の人との接触の無い中での子育ては
疲れも、ストレスも溜まります。
番組の中でも、「3日間誰ともしゃべっていない」という声が紹介されていましたが
子育て時期住んでいた転勤先でも、
「私も、たまには大人としゃべりたい」という声を聞きました。

今は、病院の出産前の教室は両親で参加されることも多いようで
「2人で育てるのですよ」といった指導もあるそうです。
協力してお世話できるご家庭もあるでしょうし、
仕事等の都合で、出来ないこともあるでしょう。

どちらかに負担が偏っていれば
例え少しの時間でも、【一人で】自分の時間を持てるようにサポートできれば
随分とリフレッシュできます。

また、このような環境的なことだけではなく
『産後うつ』のようにこころの問題の場合もあるので
疲れているのに眠れない、食欲がない、胸に汗をかく、勝手に涙が出てくる
のようなことがあれば、病院に相談してください。

親子でも相性があるので、あわないと思うこともあるかもしれません
それはそれで個性と認めていけばいいとおもいます。
でも、子どもの方からは『おかあさん、大好き』であることを知ってあげてください。

夫婦の間がしっくりいっていない時などに、子どものうちの誰かだけが、
近寄ってくるのが受け入れられないようなこともあるようですが
夫婦の問題が動き出せば、解消していくこともあります。

ふわふわしたものを胸に抱くと、安心感が生じます。不安の解消法でもあります。
人も動物も、胸にきゅっと抱いてもらうことは安心とともに
基本的な信頼感を育むことでもあります。

『絆』も押したり、引いたりする中から強く結ばれていきます
日々の生活をともに大切に過ごしながら、そんな時期もある・・・と構え
辛い時はどこかにヘルプを出して、聞いてもらったり助けてもらったりしてください。

何事も、一人で頑張らなくてもいいのですよ。

『邪魔せず 自分で考え、努力出来る力をつける (2010-03-23)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/7376/

『基本的信頼VS不信〈エリクソン発達理論・乳児期〉(2010-08-06)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/11994

『臨界期(critical period)~危機を克服する過程~(2011-05-27)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/20067

『保護犬~基本的信頼感~ (2012-10-09)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/31228/

『青い自殺者(2012-11-28)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/32646/

『孤軍奮闘(2010-07-22)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/11555/

『絆 (2011-12-30)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/24509/


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