兵庫県明石市・神戸市を拠点に【未病を予防】し【人生を目覚めさせる】サポートをしています。

学童期 発達段階

学童期 発達段階

8月になり、土用の二乃丑なる日も過ぎ
暦上の暑さも真っ盛りの、大暑の候です。


今は大暑も末候(36候)
「大雨時行(たいうときどきふる)-時として大雨が降る-」の時です。
時として・・・ではない、日本各地の大雨が憂われます。

大気の状態が不安定で、突然大雨に見舞われ

数分で前も見えないような状態になったりするので

そんな中を、避難するのは困難だと感じます。

さて、暦上は6日までが夏ですが
子どもたちの夏休みはまだまだこれからですね。

3年前に書いた、エリクソンの発達理論は
今もたくさんの方に読んで頂いていて、ありがたく思っております。

時期により、読まれる記事に変化があるのですが
春ごろからは、『学童期の発達段階』にアクセスが集中するようになりました。

私がもともと心理学やカウンセリングの勉強にチャレンジするきっかけは
自分の子どもを育てるために
学童期や思春期を上手く越えて欲しい、問題が起らないようにしたいと思った時に
勉強する機会が訪れたからでした。
そして、その思いが起動力になりました。

子どもを学校に通わせていると
「いじめる」「いじめられる」が表裏で存在しているのを感じていました。
親として、その感覚はとても怖いものでした。

知識は力になると思います。
しかし、一方でそれを現実にあてはめていくには、違うスキルが必要です。


学んでも、学んでも残る物足りなさの部分
その部分は、各々の子どもの中に答えがあります。


それは難しく考えることなく
それぞれの家庭の、日常の生活のかたちを普通に暮らしていくことから
解けていくと思います。

各家庭の中で、ある程度のかたちができることで
他のかたちに対応していく基礎が出来ます。

ひとつスキルとして補足するとすれば
人はそれぞれ、五感の中で得意、不得意なものがあるので
それに配慮することでしょうか・・・。

夏休みになって、街中に親子連れも増えました。
特におとうさんが子どもを連れられている様子からは
お母さんが子ども連れておられる時とは、違ったものを感じます。

世代が変わったからか、子育ての意識が変化したからか
まぁ・・・理屈はどうでもよいのですが
お父さんたちが一生懸命に、子どもの事を思ってされていることのひとつひとつが
こころに響いてきます。

それは非日常の、大きなことが必ずしも必要ではないのです。

例えば、暑いさなかに、子どもに水分補給するために自動販売機で飲み物を買ってあげる。
そんな日常の光景の中からも家族の、子どもへの様々な思いが読み取れます。

日々のドキドキする楽しい、嬉しいを共有して
こころの中の『家族の部屋』に貯めて行ければ、何かの時に戻ってこれる場所になります。

子どもの目が、まっすぐにお母さんやお父さんを見ている時期に
その目を見てあげれると良いですね。

季節の養生が、次の季節のためにするように
人生においても、今の暮らしが次のステージの基盤になります。

「邪魔せず自分で考え、努力出来る力をつける(2010-03-23)」    
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/7376

「臨界期(critical period)~危機を克服する過程~(2011-05-27)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/20067

「家族。(2011-04-18)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/19044/

「人生の下書き(2010-05-18)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/9632

「平均であることは大切か?(2010-06-08)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/10204

「勤勉性 VS 劣等感〈エリクソン発達理論・学童期〉(2011-05-26)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/20034

powered by HAIK 7.0.5
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional