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この世は美しい

この世は美しい

今日は満月。
交感神経が優位になって、気持ちが高ぶりやすい時ですが
呼吸を整えて、穏やかに月を見上げたいものです。

月の美しさに気づける生活をしていますか?

二十四節気では 処暑(しょしょ)の最後の日になりました。
七十二候は42候「処暑 末候 禾乃登(こくものすなわちのぼる)」です。
道沿いの田の稲穂が頭を垂れているのを見かけました。

ここ数日は、秋雨前線の影響で曇りがちですが
秋の夕暮れの美しさに、外に出て見上げることがしばしばあります。

1秋の夕暮

いつも鳥たちは、朝には西に向かって飛び
日暮れには、東に帰っていきます。

そんな東に向かう鳥たちの上を
飛行機が、西に向かって飛んでいきます。

つるべ落としの秋の日が沈むと
虫の音が聞こえてきます。

そんな虫の音を聞きながら、秋の夜長には・・・と
かつては言いましたが、煌々と電気の灯る今は、
夜更かしのし過ぎに気をつける方が必要かもしれません。

夜明け前になると、鳥たちは新しい朝に鳴き始め
また、西に向かって飛んでいくでしょう。

ずっと変わることのない、大自然の営み。
わたしたちヒトも
そんな、大自然の仲間です。

若い頃のノートが出てきたので見ると、月について抜き書きがありました。

月は「もののあはれ」の精神を象徴しているといっても過言ではあるまい。
このような月光の美の特性を考案することは、
ただちに「もののあはれ」の性格を闡明(せんめい)することになり得るであろう。
平安時代の人々は月を見てその憂悶(ゆうもん)の情を慰め、
月光の中に古き代を思い、また遠い世界を考え、
ここにおいて時間と空間とを超越した自由な世界を見出したのである。
 『平安時代の文学と生活』

月のきれいな夜は
電気を消して、夜空を見上げてみるのもよいですね。

「予防の更に向うにあるもの~七十二候から~ (2013-02-28)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/34861/

「世界を平和にするための暦(2017-08-17)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/62041/

「からだの中に残る記憶(2015-05-18)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/51292/

『自然に則した暮らし(2011-01-21)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/16680/

「朔(さく)2010-07-12 」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/11295/

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