兵庫県明石市・神戸市を拠点に【未病を予防】し【人生を目覚めさせる】サポートをしています。

春の養生法

春の養生法

昨夜から日本列島を春の嵐が通り過ぎています。
皆さまのお住まいのところはいかがですか?
きょうは平成三十年三月一日、旧暦では睦月十四日。
西暦では一日、新たな月の始まりです。
旧暦では十四日ですから、明日が満月です。

二十四節気は「雨水」。
七十二候は6候「雨水 末候 草木萌動(そうもくめばえいずる)」となりました。
雨水の時季は、一日の中では、深夜4時頃にあたります。

新芽

満月が近いので、交感神経が優位になりやすくなっています。
その上、昨夜からの春の嵐で、こころがざわついていませんか?
交通機関の乱れも全国で多発していますので
スケジュール通りに動けなくなって、イライラしていませんか?

春の六気は【風(ふう)】、五臓は【肝】です。

そよそよ心地よい風は、心身に安らぎをもたらしますが
そんな風でも、長時間吹かれつづけたり
強風・暴風に変わると、【風邪(ふうじゃ)】となります。

【風(ふう)】は春の主気ですが、
「四季に風(ふう)あり」と言われるように
一年を通じて存在しています。

春の五臓である【肝】は、
 『怒則気上(怒ればすなわち気上る)』
怒りやイライラによって、肝は傷つきます。

また、【肝】は
 『罷極(ひきょく)の本(もと)』といわれ
疲れやストレスが溜まりやすい臓器です。
肝の働きが弱くなって
目の疲れや、爪がもろくなるなどの症状として体に現れます。

自分自身にあった方法で、
こまめにストレスを発散させましょう。
朝の連続ドラマ『わろてんか』では
「かんにんぶくろ(堪忍袋)」が登場していましたね。

あなたが心地よく感じられることは何ですか?
 美しいものを見る
 美味しいものを味わう
 気の合う人とおしゃべりする
 良い香りをかぐ
 好きな音楽を聞く

ストレスによって、気のめぐりが滞ると
本来外へ放出される余分な熱が、閉ざされます。
そのことは
ドライアイや耳鳴りなど、目や耳の不調にも繋がっていきます。

今日のように、自然環境の影響がある日もあります。
気持ちと時間に余裕をもって、ストレスを緩和しましょう。

↓関連過去記事です。
よろしければ参考にお読み下さい。

「体調を崩すとき(病因)(2018-02-07 )」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/63447/

「五臓六腑(2010-07-19)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/11477/

「七情(しちじょう)(2011-02-10)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/17194/

『春の過ごし方*ストレス解消法1* (2010-04-20)』
http://pro.mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/8880

「春は『子どものもの』を… (2011-02-26)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/17745/

『ストレスとは(2010-12-15)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/15636/

『笑いの力(2011-03-23)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/18377/

コラム一覧 :こころとからだの養生法
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/?jid=164
コラム一覧 :メンタルヘルスとセルフケア
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/?jid=325

(参考:『中国伝統医学 入門編』 神戸中医美容整体学院)

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