兵庫県明石市・神戸市を拠点に【未病を予防】し【人生を目覚めさせる】サポートをしています。

「万(よろず)よし」

「万(よろず)よし」

きょうは平成三十一年一月二十七日。
旧暦では師走二十二日です。

七十二候は「大寒 次候 水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」
沢に氷が厚く張りつめる候となりました。

きょうは、一粒の籾が万倍にもなるといわれる
「一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)」

そして、天が万物の罪を赦すといわれる
「天赦日(てんしゃび)」です。

二つの吉日の重なる、縁起の良い日とされています。

2018冬2
(こよみ屋さん、丸一年カレンダー)

天が万物の罪を赦す、というのはどういうことなのか
考えてみました。

万物の罪とは何でしょう。
わたしたちは、今ここに肉体をもって存在しています。

肉体を維持するために必要な
空気と、飲食物。

空気は万人に無償で与えられています。
水も、本来は無償で与えられていました。

食物は、他の命をいただきながら生かされています。
生命維持に必要な食は、罪になるでしょうか。

罪になる食べ方とはどんなものでしょう。

人間以外の万物が犯す罪とは何でしょう。
人間が犯す罪は何でしょう。

赦すという言葉からは、大きな視点を感じます。

大自然の摂理の中で「赦される」ということについて、
感じてみるのに良い日なのかもしれません。

天赦日は、「万(よろず)よし」ともいわれ
暦の中で、最上の大吉日とされます。

ただし、
不成就日以外の良くないとされる日を打ち消す・・・と
Wikipediaにはあります。

きょうは、不成就日でもあります。
大いなる赦しのなかで
自分自身と向き合うのに良い日のように感じます。

節分までの冬の土用の時期をうまく活かし
立春の日をすっきりと迎えたいものです。

powered by HAIK 7.0.5
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional