春は『子どものもの』を…
2011.02.26
カテゴリ:セルフケア・養生・未病
春は『子どものもの』を…
季節の旬のものを食べることは、その季節に必要なものを与えてくれます。
今は季節感が少なくなってきましたが
春は季節を感じるものが、スーパーの店頭に沢山並ぶ気がします。
菜の花が出ていたので、買いました。
「旬のものを、一度でもいいから食べると寿命が延びる気がする」
と聞いたことがあります。
最近、薬膳の勉強をしていると
それは、単に気のものではないと解ってきました。
春は山菜など、灰汁(あく)の強いものが色々出てきます。
これは、冬の間に溜まった体内の毒素を出す働きがあります。
それらを解毒して、新しいものを取り込む準備をします。
自然界では、春から様々な命が芽生え・延びて行きます。
春は【子(こ)】の付くものを食べるのが良いそうです。
たけのこ・きのこ・かずのこ・・・
魚も【こ魚】を食べましょう。
【子(こ)】の付くものは、強い生命力を持っています
それらを始まりの時である、春に頂くのですね。
このあたりでは、もうすぐ『いかなごの釘煮』のシーズンです。
こ魚である、これはまさに春の食べものなのですね。