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松下幸之助氏

松下幸之助氏

今年の観光庁長官表彰を、松下幸之助氏(1894~1989)が受賞されたと報じられました。

パナソニックの創業者であり、経営の神様と呼ばれた氏に何故?と素朴に思いましたが

1952年の以下の提言が評価されたということです。
「日本の富である景観美をもっと鑑賞してもらえるよう工夫すれば『観光立国』ができる」

25年くらい前でしょうか

京都で、松下幸之助氏の講演を聞いたことがあります。

何の会だったか定かではないのですが、氏の設立された『PHP研究所』のイベントだったように思います。

他に故水上勉氏や、宮城まり子さん(ねむの木学園)も参加されておられました。

その当時もう随分高齢になっておられた松下幸之助氏が

長時間壇上に立って講演して下さり

講演が終わり、席に戻ろうとされた時に足を踏み出すことが出来なくなっておられました。

暫くして、宮城まり子さんが壇上に上がられ手を差し伸べられました。

しかし、その手を取られることはなく

また暫くの後、ゆっくりとゆっくりと自力で席に戻られました。

残念ながらこの時の講演の内容は忘れてしまったのですが、

その前に読んでいた『若さに贈る』(PHP出版)の一節を思い出していました。

ある成人式の講演の壇上で、その溢れる若さを〝うらやましい”と思われたこと

しかしそれは、肉体的に若いと言うことだけではなく

その時に持っている人生の力のようなものがうらやましいということでした。

その『若さに贈る』(PHP出版)からの抜き書きがノートに残っていたので、一部紹介します。

   青春
青春とは心の若さである
信念と希望にあふれ勇気にみちて
日に新たな活動をつづけるかぎり、
青春は永遠にその人のものである。

人間は、状態が悪いとき、悲運と思われるようなばあいには、
悲観し、絶望におちいりがちな弱さを、だれもがもっています。
しかしそういうばあいでも、その日その日を真剣に生きていくことがだいじなのです。
絶対に希望を失ってはいけない。
その日その日を必死になって生きていくとき、きっと思いもしない道がひらけてくるものです。
わたしはそう思う。
悪いときが過ぎれば、きっとよいときが必ずやってくる。
ですから、春を待つ桜の姿のように、じっとしんぼう強く時期を待つことがたいせつなのです。
とはいえ、ただ漫然と待つというのではいけない。

松下幸之助氏といえばまた・・・・

1980年ごろ、中国の兵馬俑(へいばよう)が初めて日本に来て、展覧会が開かれた折、

ある展示場で酒に酔った参観者が俑を押し倒し、頸部と左上腕部を破損するということがありました。

当時、兵馬俑(へいばよう)を貸し出してもらって展示されるということは大変なことでした。

この時、中国との間に入り事態をおさめられたのが松下幸之助氏でした。

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