トラウマとPTSD 2【トラウマ反応とPTSD】

【PTSD（心的）外傷後ストレス障害　Post-Traumtic Stress Disorder】とは

トラウマによって生じる精神的な障害です。

トラウマによって生じる結果には様々なものがあります。

PTSDがトラウマ反応の全てではありません。

（たとえば、“引きこもり”や“慢性的な悲嘆反応”などがあります）

PTSDの診断基準は発症後、一か月以上続いている場合とされ

一か月未満の場合は、急性ストレス障害（ASD)と区別されます。

そのように区別される理由は、ASDの時期には自然回復の可能性が高いためですが

実際にはASDとPTSDの移行期にあたるようなグレーゾーンがあり

必ずしも十分ではありません。

また、体験直後には正常なストレス反応としての

抑うつ気分、不眠、不安が生じることがありますが

それは必ずしもASDやPTSDに結びつきません。

【PTSDと症状】については、明日。

『トラウマとPTSD 1 【ストレスとトラウマ】（2010-10-13 ）』
http://yu-cocoro.com/index.php?QBlog-20101013-1

『兵庫県こころのケアセンター（2010-10-03）』
http://pro.mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/13570

（参考：『心的トラウマの理解とケア』　じほう
　　　　兵庫県こころのケアセンター　パンフレット）

兵庫県明石市・神戸市を拠点に【未病を予防】し【人生を目覚めさせる】サポートをしています。