五月病 2
五月病 2
先週は雨の日が続いて
なかなか、陽の光を浴びることができませんでした。
日本の5~6月は曇りや雨の日が多く、日照時間が少なくなります。
北欧などの、日照時間が短い地域では
うつ病の発症率が高いことが知られています。
春の養生において一番重要視されていることは、
芽生え、四方八方に伸びようとするものを、押し留めてはならないことです。
そして、
『陽』の気を補うために戸外に出て、太陽の光を浴びることを勧めています。
日本の新年度は春からはじまるので、
職場や学校では様々な事の変化のあるときです。
そのため、気づかない内にストレスが少しずつ溜まっていきます。
''ストレスは、悪いことばかりではなく
昇進、卒業、入学などよいと思われることでも
環境が変化することでかかってきます。''
また何度も紹介するようですが、今年は東日本大震災の影響で
急性ストレス症候群を発症した方もおられるでしょう。
計画停電や、自粛の中でストレスがかかったり
やる気を失った方もいらっしゃるかも知れません。
気持ちのやり場を失ったり、発散する機会を逃して
様々なものに対する興味が失せたり、
眠りにくくなっている方はいらっしゃらないでしょうか。
暦の上では夏ですが、まだ『陽』の気が少ない時期でもありますので
春に続いて、積極的に気持ちの発散や 切り替え
太陽の光から『陽』の気をとりいれて下さい。