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蟲(むし)

蟲(むし)

冬の藪入り前の風雨が列島を通り過ぎ
上巳の節句を過ぎて
更に、春の気配が濃くなってきました。

きょう平成三十年三月六日は、旧暦では睦月十九日です。
二十四節気は三番目の節気 「啓蟄(けいちつ)」
七十二候では7候 「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」。
土の中の生き物たちも春の気配を感じて
動き始めることろなりました。

動き始めるのは、目にみえる虫たちだけでしょうか。
わたしたちの周りには
肉眼では見えないムシもたくさん存在しています。

「蟲」という字は、その両方を含んでいます。
宮崎駿氏の『風の谷のナウシカ』で、この漢字を覚えた方も
多いのではないでしょうか。
同作には、幾種類かの肉眼では見えないムシも登場しています。

私は毎年、啓蟄になると
意識は、九州国立博物館に行ってしまいます。

啓蟄=毎年、『針聞書』公開開始日です。
http://www.kyuhaku.jp/collection/collection_harikiki.html
http://www.kyuhaku.jp/hara/

虫の知らせ1

これは鍼灸の指南書ですが、
病気を引き起こす原因を体内の虫とし
その姿や性質、対処法が書かれた書物です。

戦国時代の秘伝書が、世に出てきたのは
本当に貴重なことなのです。

この見えないムシ、本当に架空の虫なのでしょうか?

「悪い虫がつく」「虫のいい話」「本の虫」など
目にみえない虫の言葉が
日本語には、沢山存在しています。

なにかわからないけれど、有るもの
それを感じて、共存してきたのが日本の文化です。

清潔を好む日本人ですが
目にみえないムシを拡大して見せて
何でもかんでも、除菌殺菌する時代になりました。

しかし、子どもたちの変化を違和感として感じている
教育現場の方もおられます。

ほどほど、というのも大切です。
見えないムシ達が繋いでいる世界があります。

「啓蟄(けいちつ)とハラノムシ(2017-03-05)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/60497/

「聞し召す(2017-02-05 )」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/60223/

「有機水銀分解菌 ~自然の持つ力・浄化2~ (2011-05-01)」
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/19369/

コラム一覧 :こころとからだの養生法
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/?jid=164
コラム一覧 :HEAL THE WORLD
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/?jid=464
コラム一覧 :The Sence of Wonder
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/?jid=1100

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