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お花見 1

お花見 1

今はあいにく雨が降っていますが、桜が咲き始めています。

今年はお花見は自粛?ですか??

日々移り行く自然の姿は、わたしたちに様々なことを語りかけてくれます。

そして、わたしたちもその自然の一部であり、その自然の中に身を置いて、
様々にこころとからだで感じることも大切なことだと思います。


とくにこの立春からの季節は、芽生え、生長していくときであり
それは草木だけではなく、人のからだも同じこと。

春の陽の気を取り込み、
冬の間に滞った陰の気を発散させることが必要です。

開こうとする蕾を押し留めておくことは出来ないように、
伸びやかに太陽に向かって行くことが、自然に逆らわない姿です。


行きすぎたお花見のあり方は、かねてから問題になっていました。
その部分は、これを機会に是正すればよいのではないでしょうか。

穏やかに、連れだって花を愛でることは

今、誰しものこころの中に溜まっていっている痛みを、
ひととき緩和してくれるでしょう。

もっとも桜はその特性から、

「世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」
(在原業平)

と、違った心配を連れてくるかもしれませんが・・・。


それでも、きょうの桜はどうかと見上げるその時だけでも
他のことは思わずに居られます。

そして、その見上げるという行動が
こころを外向きに変えてくれる力があります。

お花見 1

草木花の美しさ、空の青さ、雲の姿、自然には人を癒す力があります。

去年 桜を見たときには、今のこの日本の状況を誰も考えたりしませんでした。
明日は当然、変わらずやってくるものでした。

「つひに行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを」
 (在原業平)

日々増える、亡くなられた方の数が辛いです。
おひとりお一人のお名前は、やはり見ることが出来ません。

散る花が、悲しみを誘うかもしれませんが、それでもやはり
桜を愛でるゆとりが出来ればと思います。


被災地の方の、自然に深く傷つけられたこころが

自然の姿に癒される日が早く訪れることを願っています。

『春の過ごし方*ストレス解消法1*(2010-04-20)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/8880
http://yu-cocoro.com/index.php?QBlog-20100420-1

『整体観〈全体観〉(2011-03-11)』
http://mbp-kobe.com/yu-cocoro/column/18074
http://yu-cocoro.com/index.php?QBlog-20110311-1

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