『ぼくはくまのままでいたかったのに・・・・・・』
2018.12.16
カテゴリ:HEAL THE WORLD
『ぼくはくまのままでいたかったのに・・・・・・』
きょうは十二月十六日、旧暦では霜月(しもつき)十日。
二十四節気では大雪(たいせつ)。
七十二候は、
62候「大雪 次候 熊蟄穴(くまあなにこもる)」。
熊が冬眠のために穴に隠れる頃となりました。
子どもが幼いころ、図書館通いをして
たくさんの絵本にも出会いました。
そんな中に
『ぼくはくまのままでいたかったのに・・・・・・』(*)
という印象に残る絵本がありました。
森で冬眠していた熊が春が来て這い出すと
森は無くなり
工場になっていたのです。
見つかった熊は
くまなのに
工場で働かされるようになります。
読む人により
読むときにより
色々な読み方
感じ方が出来る絵本です。
子どもに聞くと覚えていませんでしたが
無意識の中に収められていることでしょう。
ことし冬眠する熊たちが
次の春 冬眠から覚めるとき
どうそ変わらない環境が
待っていますように。
(*)ほるぷ出版
イエルク・シュタイナー 文/イエルク・ミュラー 絵/大島かおり 訳